任意整理を依頼すること1

ここまで任意整理について話を進めています。この任意整理ですが、一般的には債務整理と呼ばれることも多くなっています。従って任意整理と言うよりも債務整理と言ったほうが世間的には通りがよく、私達にもわかりやすいかと思います。この任意整理、即ち債務整理とは、その名の如く借金を整理することを言います。もう少し具体的に説明するなら、何らかの事情によって莫大な借金を抱えてしまい、その返済をするのに非常に困難な状況に陥ってしまった人が、必要な手続きを経て借金返済額を将来返済可能な金額にまで減額、整理することでそれを元に債権者を新たに契約を結び、それをベースに改めて各債権者に対して返済を続けていくという方法です。借金整理の方法にはこれ以外にも幾つかあるのですが、任意整理はそのうちの方法の一つでもあります。
任意整理はこのように多額の借金返済に苦しむ人にとってまさに非常に有り難い制度です。かくも有り難い制度ですが、となればその分任意整理の手続き、及びその前提条件は非常に難しく要求が高いように思われます。果たして本当にそうなのでしょうか。結論を先に言えば、任意整理の手続きは決して難しいものではありません。任意整理の申請を行ううえで前もってクリアしなければならない条件等も決して高いものではありません。任意整理の過程が非常に困難、というわけでもありません。なんだか聞いた感じいいことづくめのような任意整理ですが、ここでは任意整理のあらましについて簡単に紹介していくことにします。

多額の借金の返済に苦しむ人、即ち債務者が任意整理を申請した場合、実際の任意整理の手続きは債務者本人ではなく、債務者の代理人が行うことになります。この任意整理の実際の手続きは代理人となる専門家に全て任せることになるので、債務者が専門家に依頼をした後は専門家である司法書士や弁護士が債務者の代理人となって交渉することとなります。従ってもし債務者の仕事が忙しい場合、或いは裁判所に行く時間がない等といった場合でも、実に簡単に任意整理の手続きをすることができます。言い換えれば代理人に任せておけばいいのです。こうして代理人が債務者に代わって債権者との話を進めていくことになるのですが、任意整理をしている過程で、もし過去の借金返済の過程で過払い金、過払い請求が発生していることが明らかになった場合には、その分に関して債権者に対して一括して返金の請求もできるのです。

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Last update:2016/11/17